狭ぇな

住んでる町で唯一の皮膚科に行ったら普段愛想が悪いドラッグストアの店員がいた。

別の日にまた皮膚科に行ったら仕事先にいる愛想の悪い警備員がいた。妊娠しているようで、その日から少し経って見なくなった。


ぼくはこの出来事が嫌だなと思った。世界が狭過ぎる。

ドラッグストアの店員と会うのはまだ分かる。自分の家から歩いて3分も無い所で働いているのだから生活圏が同じでもおかしくない。

でも仕事先は車で40分ぐらいかかるし、隣町だ。そんな所でしか会わない人と生活圏が被るなんて狭過ぎるにも程がある。

しかも名前すら知らないのに、その人のパーソナルな情報が分かってしまうのが嫌なのだ。


田舎に住んでいるとそういう世界の狭さが見えてしまって辟易する。本当に嫌だ。そもそも相手は自分に気付いてないどころか顔さえ覚えられてない可能性もある。そんな人の事を知る事になるのが嫌だ。ストーカーと同じだと思う。


それに比べると実家の周辺は知り合いと会うことが少ない。実家から歩いて20分くらいで東京(とはいっても葛飾区だが)や千葉に行けるので、わざわざここをウロウロしてるような知り合いはいない。むしろ探してしまう時もあるけど、まず会わない。人が多いし色んなところに行けるからだ。

とても心地良い。開放感がある。そのために実家に帰ってる所もちょっとある。


自分の知ってる人の情報が入ってこない事はとても心地良い。そもそも地元に知り合いがそんなにいないということもあるけど。

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